読書の秋に・・この1冊を是非・・・。

コラボモモスタッフ

2008年10月21日 20:43

本屋さん・図書館に・・わんちゃん・ねこちゃん・・ペットが・・表紙になっている本・・とっても増えましたね・・
なんか・・ついつい。。目がいってしまう・・・のです

天使になった犬達 著作 篠原敦美さん・・・この本をご紹介します。




この本の中身・・犬の飼い主への十戒という・・ところからはじまります。
ペットブームにのって・・自宅で産ませてしまい育てきれないと・・
飼い主自ら殺してくれとセンターに持ち込んだ子犬・子猫達人間って恐ろしい・・・そうおもって読んでました・・・。

人間の勝手で・・一つの小さな命が消えてしまうのです。







本の中にはたくさんのわんちゃん・の写真・・・かわいい瞳で見つめているこの子たち

どんな事情で・・このセンターにきたのでしょう。

人間の勝手で・・・。




○○センター・△△動物愛護センター・保健所・あらゆる・・センターにきたわんちゃんは・・全部が新たな飼い主さんが見つかることは不可能なのです。
結局・・・ガスで・・処分をすることになってしまうのです
この本の中に・・死んだ犬達を燃やすための炉と・・いう写真があります。
この写真をみたときに・・ページをめくり返しました。。。わんちゃんがたくさん写っているページを・・。
涙がでました。
あまりにも・・ひどい・・残酷・・・でもこれが現実です・・・。


そして・最後のページに・・・
書かれていました。


本書で紹介した犬達は今はもういません。
すべて天使になりました。


と・・・・。

この本を・・通じて・・ある1匹のわんちゃんのお話をしたいと思います。
チワワが捨てられていました。
小さな箱の中には・・このチワワの名前と生まれた月日そして年齢・
そして・・餌と・・お手紙が・・。

私はこの子がどうしても飼えない状況になってしまいました。
どうか・・この子を面倒をみていただきたい・・と。。
私の勝手でごめんなさい。○○○(犬の名前)本当にごめんね。

そして新しい飼い主さんへ・・・
この子が××の餌を朝晩2回に分けたべます。
おやつは××のものをあげてください。その他は下痢をします。
オシッコはシートの上できちんとします。
お手・お座り・基本的なことはきちんとできますが大きな声を上げると・・高い声でなくこともあります。
(××は餌のメーカー名)
どうか・・私の身勝手で・・本当にごめんなさい。


写真には・・このチワワが生まれたとき・そして年に一度記念日(誕生日)に撮っていたと思われる写真。
その裏には・・そのときの状態をメモしてあったそうです。


このチワワ・・今はある・・動物病院に引き取られています。
散歩をしていたときに・・見つけた飼い主さんは・・体が震えたそうです。
そして・・すぐに・・・動物病院にいき・・どうしたら・・いいのかわからないけど・・夕方で寒いので・・といって・・それきり・・会わず電話で状況をきいているそうです。
動物病院の先生は・・人間でいうと・・捨て子なんだよ・・悲しいね。。と一言いったそうです。

事情はあったかもしれないけど・・・。
体重2.3キロのチワワ・・そして・・目がうつろになっていたそうです・・。

こんな話しをきくと・・・なんて人間は勝手なんだろうと・・思います。

この本のほかにもたくさんいろいろな本がありますが・・・この本をよみ・・涙がとまりませんでした。


人間って勝手だね・・・!!
そうやって・・・何匹ものわんちゃんが言っていることでしょう。